お知らせ

2022年度糖尿病教室

糖尿病教室開催のご案内

しぶひろでは毎月1回糖尿病教室を開催しています。

参加費は無料で、かかりつけ患者様であれば糖尿病でない患者様・ご家族様も参加可能です。

次回は3月13日月曜日です。

テーマは「シックデイ・低血糖」です。

シックデイとは体調の悪い日のことで、具体的には感染症にかかり熱が出たり、下痢や嘔吐、食欲不振によって食事ができない日のことです。

シックデイでは、発熱や下痢等により身体にストレスがかかります。

すると身体の中ではストレスホルモンが分泌され、血糖値をあげるので、普段通りの生活をしていても驚くほどの高血糖になることがあります。

また、発熱や下痢・嘔吐により脱水傾向になるので血液が濃縮し、一層血糖値が高くなるのです。

一般的に高血糖が続くとウイルスや細菌に対する抵抗力が落ちるので体調不良から回復しにくくなり、悪循環となります。

反対に低血糖になる場合もあります。

血糖値を下げるお薬やインスリン製剤を使用している糖尿病患者さんでは、食事が取れていないのにいつも通りお薬を飲んだり注射することで低血糖になる場合があります。

低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなりすぎた状態です。(70mg/dl未満)

血糖値を下げるお薬の飲みすぎ、インスリンを過剰に注射する、食事の量が少ない、運動量が多すぎるなどを理由に起こります。

初期症状としては、空腹感やだるさが生じ

その後、冷や汗・動機・ふるえ・不安感・悪心が生じます。

最悪の場合、意識消失を引き起こし大変危険です。(50mg/dl以下)

体調不良のときは血糖値がかなり不安定になるので、自己判断でお薬を調整しては危険です。

では、どう判断すればよいのでしょうか…

糖尿病専門医の吉次先生が解説します!

身体からでる小さなサインを見逃さず低血糖や高血糖にどう対応すればよいのか、一緒に勉強しましょう!